日時:平成15年2月20日(木) 15:00〜16:00

場所:自由民主党本部

IRIA参加者
 藤井 泰三氏   猪狩 茂氏   鈴木 基照氏
 小林 恒氏     田中 遊梦氏  渡辺 義則氏
                      (稲生 千尋)

2月20日、自由民主党本部に縁あってご招待戴き、IRIAと議員先生との勉強会が開催されました。

 勉強会に臨む上でのIRIAとしてのテーマは下記の2つでした。

1、一般の方や議員の方に馴染みの少ないと思われる「インディーズ音楽産業」を知っていただき、さらにインディーズ音楽産業の最近の動向、及びIRIA活動紹介やIRIAが行う業務の社会的意義について理解していただく。その上でIRIAという協会やその活動を、議員の方々を始め経済産業省及び文化庁文化部の方々に認知していただく。

2、議員の方々を始め経済産業省及び文化庁文化部の方々に、今後インディーズ音音楽産業の発達の為に何か協力していただける事はないかを考えていただく為の前段とする。


 当日参加された諸議員・経産省・文化庁の方々としては、現在まであまり縁のなかった様々な業界とアプローチをとっていきたいという考えがあり、これまで交流のなかった音楽業界との交流を図るという意図があります。

 今回に先駆けて最近メジャー音楽業界との交流を行った経緯もあり、もう一方のインディーズ音楽業界との交流をとIRIAに声をかけていただいた次第です。

 当日ご参加の議員先生の皆様は思っていた以上に(失礼!)インディーズを含む音楽界全体にお詳しい方々で、かなりいろいろなご意見をいただきました。

 特にインディーズ産業は「地域に根付いた形で発展しやすい産業」との事で、今後の検討課題がある程度見えた形となり、IRIAとしては非常に有意義な結果を得る事ができました。

 今回のセッティングをしていただいた自由民主党本部政務調査会・団体総局の肥塚博志氏に感謝致します。

 また、今回司会進行を努めていただいた山本一太先生、非常にテンポの良い進行をしていただき、ありがとうございました!


「Music Affair 2003」と題された今回の勉強会の様子を、写真と共に紹介させていただきます。

ご覧下さい。

勉強会は以下のように進行しました。

【開会挨拶】

  司会:山本 一太 氏

      (教育・文化・スポーツ関係団体委員長)

【IRIA会長挨拶】

  藤井 泰三 氏


【経済産業省及び文化庁文化部からの出席者挨拶】


【本題:インディペンデント・レコード業界の現状と課題説明】

  理事・事務局長 田中 遊梦 氏

 内容

   ○インディーズ音楽産業の紹介

           ・ レコード産業全体の縮小化の中にあるインディーズ音楽産業の売上拡大状況について

           ・インディーズ音楽産業の具体的な数値の把握が難しいと云う問題があり、売上げや発売枚数を含め

       た集計を行う必要性がある

   ○IRIAの運営意義について

           ・インディーズ音楽産業を数値的に把握するための活動

           ・インディーズ音楽産業では最近は大規模なレーベルが出てきているが、全体的には個人企業が多く

       それら小規模レーベルの抱える一番の問題点は販売する際の告知方法・経路であり、流通でる。そ

       れらをできる限り応援して行くことも重要なIRIAの業務である

           ・これは当日、説明していませんが・・・・・著作権使用料の支払いに関して、IRIA属のレーベルが日本

       レコード協会所属レーベルと同様の扱いを受けられるための活動

   ○地域性に基づいた音楽事業の発展について

      ・広島フォーク村、青森津軽三味線等、地域から発生している音楽産業紹介

      ・沖縄コンテンツ制作支援事業等、地域によるインディーズ音楽の支援への呼びかけ


【自由懇談:議員先生からの質問、それに対する応答】

   ○メジャーとインディーズの違いについて説明してほしい。

              回答:省略します(田中氏)

   ○JASRACを含む著作権管理事業者とは何か?

              回答:省略します(田中氏)

   ○著作権管理事業者の管理自体が、音楽を自由に聴かせたいと云う音楽家の思いと背反しないか?

              回答:省略します (田中氏)

   ○現存の著作権管理機構を今まで通り利用する考えで良いのか?

       回答→著作権等管理事業法の施行を受けたJASRACの著作使用料規定改正は非常に評価され

           るべき内容である (田中氏)

   ○インディーズレーベルがメジャーとの差別を受けるようなことはないか?

        回答→東京の一部キー局はレコード協会に属していないレーベルの音源使用を受け付けないケー

            スが多い。これもやはり差別のひとつだと考えている(猪狩氏)。

   ○インディーズは、どのような人たちがやっているのか?年齢層は?

               回答:省略します(田中氏)

   ○どんなアーティストでも後押しをするのか。産業にするにおいて規準は必要ないのか。

       回答→今後IRIAにおいて何かしら基準を設け、推したい人を見つけ出すことも重要と考えている
                                                            (田中氏)

       回答2→過去に個人レーベルから名曲は生まれている。そういった可能性を含んでいる(猪狩氏)


【山本氏から「文化庁文化部はインディーズ音楽産業に対し、協力できるか?」
                             の質問に対する河村潤子氏(文化庁)意見】

    ○本来は文化としての「芸能」に対し、バックアップを行ってきたが、昨年はポップス音楽に対しても支援活

    動の枠を広げつつある。しかし具体的に制作などに対するバックアップは考えていない。


【田中氏の「音楽事業について国がどのように応援できるのか?」
                             の質問に対する境真良氏(経済産業省)意見】

   ○広い形で音楽を捉え、音楽文化を産業化していくべきである。

   ○保護や補助という形にするべきではなく、新しい形でどう応援が出来るかを模索中。

   ○どういった形で支援が出来るかは地域による。

   ○イベントの及ぼすインディーズへの影響は大きいと思われ、取り入れて行きたいとは考えている。

   ○ある地域が核になった上で、イベントを全国的に広げていくような場合は協力も考えられる。

   ○あるカテゴリーの中で、新しい切り口の流通網を設けるなどで協力できる可能性もある。


【閉会挨拶】

  司会:山本 一太 氏